2021年06月07日

全米女子オープン、日本人選手同士によるプレーオフ

カリフォルニア州のオリンピックCで開催されていた今年の全米女子オープンですが、最終日にスコアが動き、笹生優花と畑岡奈紗の日本人同士によるプレーオフ対決となりました。海外メジャートーナメントでの日本人同士によるプレーオフという夢の舞台で、優勝したのはプロデビュー2年目の笹生優花でした。今年は4月に松山英樹によるマスターズ制覇があり、女子ゴルフでは2019年渋野日向子による全英女子オープン制覇以来の海外メジャー勝利となりました。

笹生は昨年、千葉県で開催されたアースモンダミンカップ(優勝:渡邉彩香)で3位タイでデビューした後、続くNEC軽井沢72ゴルフトーナメント(軽井沢72ゴルフ北コース)と3戦目のニトリレディスゴルフトーナメント(小樽カントリー倶楽部)を2連勝という鮮烈な印象を残したばかりです。新型コロナウイルスの影響で、大会が複数中止になったこともあり、2020年度単体での賞金ランキングはありませんでしたが、2020年だけの賞金を見れば、笹生優花がトップに立っています。今年は初戦のダイキンオーキッドレディースで予選落ちとなってしまい、その後も昨年の成績と比較すればパッとしたところはありませんでしたが、タフな環境である海外ツアーでいきなり結果を出してくれました。

国内女子ゴルフは現在2020-2021年合計で、小祝、稲見、古江がトップ3を占めており、それに笹生が続いています。黄金世代の活躍が目覚ましくなっていますが、これから帰国した後国内ツアーにも参戦してくれるはずで、下半期の女子ゴルフも非常に楽しみになってきました。
posted by グローバルゴルフ at 17:07| 日記

2021年06月03日

今シーズン初の有観客トーナメント

今シーズン初めての国内男子ゴルフメジャートーナメント、日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ Shishido Hillsが今日から開幕します。国内メジャートーナメントとしては、最も新しく創設されたツアーで、ちょうど2000年からツアーが始まっています。当初3年間は栃木県のホウライカントリー倶楽部で開催されていましたが、2003年以降は宍戸ヒルズカントリーの西コースが舞台となって今に至ります。昨年は新型コロナウイルスの影響により、ツアー中止となってしまいましたが、今年は今年初めての有観客にて開催されることになりました。

ツアー関連のゲストと一般の顧客でそれぞれ500人規模ではありますが、ゴルフシーズンを迎えているこの時期、プロの生のプレーを間近に見られるのは羨ましい限りです。本ツアーでは、ギャラリーは感染防止の観点から、入場前にドライブスルー方式で車内で抗原検査を受けてからの入場になるそうです。抗原検査の待ち時間は10-15分との事です。入場時には検温とアルコール消毒があり、新型コロナウイルス感染リスクを極力除外した上での観戦となります。

三密が避けられるスポーツとして俄かに注目を集めるゴルフですが、トーナメント観戦においても、今回の事例が今後のツアー運営にあたっての参考事例となってくれればと思っております。
posted by グローバルゴルフ at 13:14| 日記